ROHS分析でフタル酸検出に必要な費用や時間について知ろう

ROHS分析でフタル酸検出に必要な費用や時間について知ろう

研究

ROHS分析にかかる費用

ROHS分析には、定性分析と定量分析があります。定性分析の倍は、ROHS指令により有害物質として指定されている物質の有無のみを確認するもので、約9,000円程度で行えます。定量分析は少し高価です。1物質あたり15,000円程度が相場となりますが、6物質等セットで申し込むことで、2万円前後での分析が可能です。今後追加されるフタル酸エステル類の4種類の分析については、2万5千円程度です。

分析結果が出るまでにかかる時間

分析結果は、特定物質のサンプルが提供でき、ターゲットとなる物質が1種類の場合は数日で分析は終了します。6種類もしくは、10種類の有害物質の測定となると1週間から2週間程度の期間が必要となります。また、ROHS分析は、成形品や完成品の提出により行われることもあり、この場合には分解作業などが入るため1ヶ月程度の期間がかかるでしょう。

会社によってはセットプランも用意されている

冒頭でも少し紹介しましたが、分析会社によっては、単独物質の解析だけでは無く、セットプランも用意されています。ROHS指令に指定されている4物質のセットプランや、6物質セットプラン、2019年から有害物質として指定されるフタル酸エステル類の4物質のセットプラン、フタル酸エステル類もあわせた合計10種類のセットプランなども用意されていますよ。

簡易分析プランに注目!

もし、自社製品にROHS指令にて指定されている物質が含まれているかどうかを、ファーストステップとして調査をしたいのであれば、簡易分析プランがおすすめです。これは、定性解析と行って、蛍光X線分析装備を使用することで、有害物質の有無のみを確認することが可能です。定量解析と異なり価格もリーズナブルとなっていて調査期間も短いです。

専門会社によく依頼される分析・TOP5【ランキング形式】

no.1

多くの業界が最もインパクトを受けた鉛

かつて、プリント基板に使用される半田は、鉛が含まれていました。電子デバイスにも鉛が含まれていることが多く、ROHS指令を守るにあたって最も重点的に取り組んだのが、鉛フリー化でした。そのこともあり、多くの電気会社が真っ先に調査を行っています。

no.2

イタイイタイ病の原因となったカドミウム

カドミウムは、イタイイタイ病にて有名になった物質です。カドミウムは人体に対して肝臓障害や高血圧などの悪影響を及ぼします。イタイイタイ病にて有名に成り知名度が高いこともあり、真っ先に調査することが多くなっているのが現状です。

no.3

水俣病で有名になった水銀

水銀も人体に蓄積されやすく、水銀中毒にて有名になった事件として「水俣病」があります。この物質は、魚介類に微量に含まれていて魚を多く食べる日本人にとっては身近な物質です。電化製品でもランプなどに使用されていることが多いです。

no.4

メッキや皮なめしに使用される六価クロム

六価クロムは、メッキや皮なめしなどに使用される重金属です。電化製品においても、筐体などのメッキ加工に使用されていました。人体に触れると皮膚炎を起こすほか、吸入すると鼻粘膜の障害をもたらし、発がん性物質にも指定されています。

no.5

プラスチックの添加剤や難燃剤として使用されているポリ臭化ビフェニル

ポリ臭化ビフェニルは、プラスチックなどの添加剤や難燃剤として使用されていたもので、電化製品の筐体を作る時に使用されていました。また、自動車用塗料としても使用されていました。この物質も、発がん性が認められているため有害物質として指定されています。

分析の種類やサンプルの重量によって価格が変わる点がポイント

ROHS分析をするにあたり物質の種類やサンプルの重量によって価格が変わるので注意が必要です。一般的にROHS施行当初から有害物質として指定されている6種類については安く調査が可能です。フタル酸エステル類については高価になっています。サンプル重量も重いと価格は上がります。

ROHS分析を専門会社に依頼する際の手順

業者の選定を行う

ROHS分析会社は多数の会社が存在します。その中で、目的に合った業者でコストパフォーマンスもよい業者を選定するのが得策です。将来的なことを考えるのであれば、フタル酸エステル類についても調査できる分析会社を選ぶと良いでしょう。

分析会社に出向き打ち合わせを行う

解析をお願いする候補の会社をいくつかに絞って、会社に出向いて打ち合わせを行います。分析会社のスタッフと分析の仕方について打ち合わせを行います。この時に同時に見積書を入手しておき、業者選びの材料とします。

業者を決定して解析依頼を行う

解析業者と打ち合わせをした感触や、分析費用、分析期間などを検討しながら、業者を決定します。業者を決めたら、業者に解析依頼の文書を提出します。この時に、試料サンプルの送付方法についても確認をしておきます。

試料サンプルを送付する

解析業者に指定された方法にて、試料サンプルを送付します。一般的には宅配便などで業者に送付することが多いです。一般的に試料サンプルの重量は、数グラムから数十グラムとなります。加療の送付は廃棄処理がかかるため、余計な出費が出ることがあります。

調査報告書を受け取る

ROHS分析が終了すると、解析業者から調査報告書が送られてきます。この時には、調査依頼した物質が全て記載されていて、定量分析を行った場合にはその含有量が全て記載されていることを確認することが大切です。

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